Sunday, June 5, 2011

I have no help, therefore I must go myself....

米国に来て私が一番戸惑ったのは縮尺=スケールです。それまでイギリスや東南アジアで仕事をしてきましたが、縮尺はいつもmetericメートル法でした。しかしここは唯一フィートとインチの国、1'=1/8"(ワンアンドエイススケール) や1'=1/4"(ワンアンドクォータースケール)といった外国人には???の縮尺なのです。

建築やっていて大きさをさっとイメージ出来ないのは辛いです。暮らし初めの頃は巻尺を常時携帯して何でもかんでも計ってました。一メートルならすぐ頭に浮かぶのに、フィートインチだと寸法がどうもイメージ出来ないのですよ。幸い今は慣れて仕事をしていますが、一時は建築を諦めようかとも思いました。コツは「ドアは30"x80"」とか、「デスクの高さは2' 10"」と身近な長さを一旦思い浮かべる事でしょうか。

一番最初に勤めたオフィスは、アメリカ国外のプロジェクトが多かったのでmetericのDWGを扱いました。そのまま入れると寸法が巨大になり、確か調整するコマンドがありましたね、今はすっかり忘れてしまいましたが(恥)。レビットはどっちのスケールもOKでそんな苦労はしなくて良いと聞いています。
正式のお名前は(Triangular )Drafting Scale。これは三角じゃないもの。アートサプライショップに売っています。お土産にお一ついかがですか?

*どれがメートル法の1:50に 1:100近いか頭がこんがらがってしまうのですが、仕事で今一番使っている1'=1/4"が1:50 に近い密度のイメージ。

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